いんちょうブログ
長崎県諌早市にある鶴田歯科医院 院長のブログです。
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ホワイトニングをはじめたきっかけ
2009/08/12 10:09 [Wed]
category:未分類
みなさん、こんにちは!
長崎県諫早市の歯科医院鶴田歯科医院、院長の鶴田博文です。


私はホワイトニングを臨床に取り入れ、9年になります。

先日あるセミナーで発表したときの質問用紙に、「鶴田先生がホワイトニングを積極的にはじめられたきっかけがあれば、教えてください」とありましたので、そのホワイトニングをはじめたきっかけについてお話します。

はじめは9年前に勤務していた歯科医院で、私の担当している患者様から「歯が黄色いのでいやなのです。白くする方法はないのですか?」という一言だったのです。

確かにその方の歯の色は明らかに黄色みを帯びていました。
話しを聞いて行くと歯が黄色いことは、この方にとっては大きな問題だったのです。
ずっと気になっていて、しかたがなく、大きく口を開けて笑ったり、話せないでいたそうなのです。

その方は「歯が黄色いのは日本人だから仕方がない」、「年齢を重ねると少しずつ歯は黄色くなるもの」と以前言われたことがあるそうで、歯科治療を数カ月間かけて担当させていただいたことを考えると、とても「それはちょっと難しいですね・・・」と、私は答えることはできませんでした。

私の専門分野は口腔外科でしたので、そのときは「お時間をください」とお答えしたのでした。

そこで、なんとかできないものかと思い、早速その次の週に福岡市内で開催される審美歯科関連の勉強会に出席したのを覚えています。

そこで、ホワイトニングを勉強する機会を得ました。

ホワイトニングは歯に薬物を塗布し、歯を削らずに白くするという技術です。

10年ほど前は日本の歯科医院では、まだまだ一般的ではありませんでした。

1999年のデータでは米国では90%の歯科医院がホワイトニングを日常的に取り入れているという結果がでているのに、日本ではまだ僅かだったと思います。(2006年のデータで33%)

ホワイトニングは自宅で行うホームホワイトニングと歯科医院で行うオフィスホワイニングの2通りの方法があります。

ホームホワイトニングは時間はかかりますが、いいホワイトニング材に出会うことができ、臨床に取り入れることができました。

ホームホワイトニングのいいところは、典型的な黄色みがかった歯には効果的だということです。

ただトレーというものを日常生活で装着していただかないといけないので、どうしても患者さまによって効果に差がでることがわかりました。

そして、このホームホワイトニング材は症例によっては歯の歯頸部(歯と歯茎の境目付近)の黄色い部分が今一つ効果がでにくいということがまれにあったのです。

そこで確実な漂白効果をもつオフィスホワイトニングを取り入れようと、いくつかのセミナーを受講しました。

文献や、論文を読むとオフィスホワイトニングは確かに白くなるホワイトニング材もあったのですが、ホワイトニング中に強い痛みがでることや、歯の色は白くなるのだけれど、不自然さが残ったりするものもあり、臨床に取り入れるか悩みました。

結局、歯面や歯肉へのダメージや、痛みがでることを考えると、そのときは見送らざるをえませんでした。

しかし、3年前、しみなくて安全なホワイトニング材が登場したのです。

その真偽を確かめるためにすぐにそのセミナーに参加し、そこで学術的な論証を得ることができました。

あまりにも、すばらしいエビデンスであったため、同じ内容にもかかわらず、各地で合計4回も受け、実習でトレーニングを重ねました。

さらに、ホワイトニング前後の色調の変化は、見た目だけで判断すると、どうしても主観的になってしまうために、歯の明るさを数値で測定できるという分光測定器を導入しました。

このホワイトニング材は、ホームホワイトニングを単独に行った時のような問題はほとんど起きず、エナメル象牙境という組織よりさらに深部の漂白効果が高く、臨床上でもとてもよい効果をしめしました。

さらに、この分光測定器のおかげで以前よりずっと客観的なデータを蓄積することができました。

現在、当院では、ホームホワイトニングのみ行う「トライアルコース」とホーム、オフィスホワイトングを併用しておこなう「コンプリートコース」の2種類を患者さまの歯の色調に合わせて行うシステムとなっています。

はじめにお話しした、あの勤務医時代の患者様に出会っていなかったら、ホワイトニングに取り組んでいなかったことでしょう。

人の出会いというのはとても不思議なものですが、いまでもあの時、思い切って歯の色の悩みをお話ししていただいた患者様にとても感謝しているのです。
(ちなみにその方はホワイトニングで白い歯に生まれ変わることができました)

この方のみならず「歯を白くして欲しい」という願いで来院される方が増えてきていることは事実です。

私が歯科大学を卒業したころはまだホワイトニングは一般的ではなかったのですが、最近の傾向として、「一生にわたって自分の歯で噛みたい。そして歯は美しく健康でいたい」という願いをよく聞くようになってきました。

このように歯にたいする意識がたかくなってきているために私たちも研鑽していかないといけないと思うわけです。

ちょっと長くなってしまいましたが、これが私のホワイトニングを始めたきっかけです。
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