いんちょうブログ
長崎県諌早市にある鶴田歯科医院 院長のブログです。
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ボクの夢
2009/02/12 21:44 [Thu]
category:未分類
みなさん、こんにちは!
長崎県諫早市の歯科医院鶴田歯科医院、院長の鶴田博文です。


ボクがまだ卒後2年目の研修医のころ、ある病院に伺ったときの話です。

そこはとても大きな病院でした。

その病院には笑顔がいたるところであふれていました。
受付の電話対応もそう。
歯科衛生士さんもいきいきと働いている。
小さな子どもから、高齢者の方々がたくさん待合室で待たれています。
結構長い時間待たされている方もいらっしゃったと思います。
しかし、診療室から明るい声で呼ばれると、待っていた人は笑顔になり診療室に軽い足取りで入っていかれるのです。

それぞれのチェアー(治療イス)からは笑い声や明るい声が聞こえています。

治療が終わると、やさしく先生が「痛くなかったですか?」と声をかけています。
もちろん非常勤で働く私にもスタッフ誰もが、とてもよく接してくれます。

なんだかとてもいい雰囲気です。
ボクはこの病院に行くことがとても楽しみになりました。

ある日のことでした。

院長先生と手術を終えたあと、外来へむけて一緒に廊下を歩いていたときでした。

ゴミがおちていました。院長先生はすかさず腰をかがめて、そのゴミを拾いました。そのちかくにいた歯科衛生士が「どうぞ」といって両手を差し出し、そのゴミをうけとりました。院長先生は笑顔で「ありがとう」といいました。

その自然な感じにボクは感動したのです。
ただ、院長先生がゴミを拾うだけでなく、その歯科衛生士さんとの信頼関係も自然で、見ていて、ジンときたのです。そして、この病院のだれもが輝いているのは院長先生の姿勢なんだと感じました。

「ここは違う!どうしてこうなるんだ。ボクも将来、こんな病院をきっとつくるぞ!」
そう決心しました。

ある日、思い切って院長先生に尋ねてみました。

「先生の病院は医療設備も整っているし、技術もあります。働く人たちも皆いい人ばかりですね。こんな病院になる秘訣を教えてください」

「・・・・・・」しばらく沈黙。

いつもにこやかな院長先生から笑顔がスッと消えました。
そして声の調子も変わりました。

「知りたい?」

いままで見たこともない院長先生の真剣な顔にボクは驚き、そして少し怖くなりましたが、勇気を出して言いました。

「ハイ!知りたいのです。お願いします」
そういって頭を下げました。

先生はボクの目を見て真剣な顔で言いました。

「謙虚であり続けることだよ。これはとても難しいことなんだ。」

その院長先生は歯科医療界ではとても有名な方で、本や論文をたくさん書かれているかたでした。
一流の人はやっぱり違う。この方はやっぱり本物なんだ。そう思いました。

10年以上前の話なのですが、これはボクにとって、とてもいい経験になりました。

今でも、このときの院長先生の真剣な顔を思い出すたびに襟が正されます。

いい歯科医院をつくりましょう。
謙虚であり、そして愛される医院を。

これがボクの夢です。
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