いんちょうブログ
長崎県諌早市にある鶴田歯科医院 院長のブログです。
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自動車論。
2008/11/09 20:44 [Sun]
category:未分類
皆さん こんにちは

長崎県諌早市の歯科医院。鶴田歯科医院の鶴田博文です。
ただいま、歯科医師(小児歯科医・口腔外科医)・歯科技工士(来春卒業予定者)・歯科衛生士の求人を行っております。当院にご興味のある方はHPの求人フォームより資料請求した後、見学をお申し込みいただけましたら幸いです。歯科医療に情熱をもってとりくんでいただける方を募集しております。


今日は自動車のお話。
ずばり自動車論です。
トップバッターは「国民車」こと「フォルクスワーゲン」です。


s-IMG_2532.jpg
 
この丸みをおびたユーモラスなスタイル、みなさんも見たことがあるのではないでしょうか。
自動車の歴史上もっとも偉大な車の一台にあげられると私は思うのです。

この車、実はちょっと特異な生まれ方をしたのです。
若き天才自動車設計家フェルジナンド・ポルシェ博士が抱いた長年の夢がこの車であったのです。
時は戦前、彼は若くして天才設計家としてさまざまなメーカーに迎えられ、次々と傑作車を生み出したのですが、そのほとんどが豪華で速い高級車でした。またレーシングカーの設計にもおおきく携わり、今日のレーシングテクノロジーの基礎は博士の功績でもあります。

つまり、博士が設計させられた車は大排気量で大馬力。速さこそすべてという車でした。
しかし、博士の心の底には低価格でランニングコストが安く、耐久性に優れた車の設計をしたいと強い思いがありました。その夢も大恐慌という荒波で一般大衆用の車を売ろうなんていうメーカーは皆無の状態だったのです。

博士はこう言っています。「ああ、私は作りたい。万人が乗れる、万人が喜ぶ、万人向けの車を!」

世界恐慌が破錠したドイツで実はもう一人、同じ考えの人物がいました。
その人物は1933年ベルリンでこう演説しました。
「国民一人ひとりに車を!近い将来、ドイツ国民は自動車専用道路を時速100km/hで移動できる自動車をだれもが手にすることを私は約束しよう!」

その人物とは・・・そう。あのヒトラーだったのです。
そのプロパガンダを掲げ国民から自動車債券を集め、民衆の(フォルクス)車(ワーゲン)を餌に資金を調達するのです。

ヒトラーはポルシェ博士に安くすべての国民が乗れる車の設計を依頼しました。ポルシェは念願がかなったとばかりにその車の設計に心血を注ぎ、1938年。ついに頑丈な鋼板プラットホームに4輪独立サスペンションをもち、空冷水平対向4気筒エンジンを搭載したプロトタイプ、VW38を開発したのです。
しかし、残念ながらその完成したラインからでてきたものは軍用車であったのです。

後にこの車を生産した自動車債券はナチスドイツの崩壊と共に紙くずに消えてしまうばかりか、ポルシェ博士までその責任を問われ戦犯として裁かれるのです。

博士はフランスで戦犯として監禁されてしまったのですが、幸運にも戦後、ハインツ・ノルトホフという人の手によってフォルクスワーゲンとして生産が再開。優れた基本性能に加え、万全なアフターサービス体制により、たちまちドイツの国民車になったばかりか、その販売路線をアメリカまで広げました。特にアメリカでは大型車が人気でしたが、小型車ならではの合理性に訴えかけた広告戦略により爆発的な人気を獲得したのです。

戦後数年し、ポルシェ博士は釈放されフランスからアウトバーンを息子の運転するフォルクスワーゲンでドイツに戻る途中、路肩に止めさせ、フォルクスワーゲンがアウトバーンを走る姿を見て涙を流しながら何時間も「またきた。ほら、もう一台。」と眺めていたといいます。

半世紀にわたって生産されたフォルクスワーゲン・ビートル。
単一車種の生産記録はトヨタ・カローラに抜かれたことになっていますが、まったく同型のモデルとしては史上最多量販車として記録に残っています。

ビートル(かぶと虫)とも呼ばれる愛称は工場見学に来た記者の女性につけられたニックネームだといいます。

「なんであなた、こんなに詳しいの?」という質問があるかもしれません。
実は、父が私の3歳のころ、ヤナセから水色のフォルクスワーゲン買って、我が家のマイカーとして20年間走り続けたからなのです。

私にとって、あのバサバサバサッという空冷エンジンの音は一生忘れない音なのです。

以上、つるちゃんの自動車論でした。
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