いんちょうブログ
長崎県諌早市にある鶴田歯科医院 院長のブログです。
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夏の思い出(最終章)
2008/07/30 01:58 [Wed]
category:未分類
それから、10年の月日が流れた。

ウメツはボクの結婚式のときには札幌から飛んで来てくれた。
去年は福岡の学会の時に会って一晩寝ないで飲んだ。

今でも思い出したころ、クルマの話などを電話でする。
ボクにとっては最高の友人だ。

そのウメツが毎年夏が終わるころ、電話してきてボクを誘う。

「つるちゃん、今年こそよ、ラリー見に行こうぜ!そうよ、WRCだよ。うちはみんな女の子だけど連れて行くと喜ぶぜ。絶対生で見ないと損だよ!」

いきたいけど、毎年その時期はめちゃくちゃ忙しくて、とても北海道まで行くことはできない。


せいぜい、ボクの楽しみといったら、そのラリーが終わってからの総集編のDVDをネットで購入して見ることぐらいだ。



ついこの前のことだ。
昨年のDVDを仕事が終わってビール片手にボーッと眺めていた。

赤いチームカラーのメーカーのオフィシャルメカニックのチーフらしい人が映った。
メガネをかけてひげを生やしているやさしそうな顔。

どこかでみたことが・・・・・・・・・・・
どこかでみたことが・・・・・・・・・・・

あの夏の夜、トランザムに乗っていたワタナベさん!その人ではないか。
あのころにくらべて白髪が増えていたけれど、何度見てもやっぱりワタナベさんなのである。

ボクはとてもとてもうれしくなった。
そして、深夜にすごいスピードでかっとんだ、あの夜のことが鮮烈に思い出された。



その次の日だった。
子供と一緒にプラモを買いに模型屋に立ち寄った。
なんとミヤタさんから買ったGTI16Vと全く同じものがあった。
思わず購入してしまった。

早速つくろうと、フタをあけてパーツに塗装を始めたところ、急にミヤタさんのことを思いだして、涙がぼろぼろ流れてきて作るのをやめてしまった。

ミヤタさんのやさしい笑顔と、このボクに勇気を与えてくれたあの言葉はずっと、ずっと忘れないと思う。

「君はきっと人の心がわかる医者になれる。ボクにはわかる」

 
(完)


IMG_1918.jpg

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ボクが昔趣味で書いた原稿が部屋の整理をしていたら出てきましたので、大幅に加筆、訂正を加え再編集をしてみました。

基本的には事実に基づいていますが、フィクションですので、どうかご了承ください。

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夏の思い出(13)
2008/07/30 01:29 [Wed]
category:未分類
九州の地元に戻って就職した。
社会人一年生。
目が回るほど忙しかった。

ゴルフGTI16Vはその後もすこぶる好調だった。
大事に大事に乗っていた。
オイルもまめにかえたし、傷ひとつなくかならず「シュアラスター」というカルナバ固形ワックスをかけていた。

片道33kmの通勤ルートをいつも快調に走った。

たまにコイン洗車場で洗車をしていたり、ガソリンスタンドなどでは、何度か声をかけられた。
「GTI?珍しいね」「どこで買ったの?」「大事にしているんだね」そういわれると、とてもうれしかった。


数年がたち、研修医という身分もとれ、医局でも後輩がたくさんできはじめたある夏の日の夜。

その日は当直だった。

卒業したきり会っていなかったウメツから突然電話が医局にあったのだ。
驚いた。彼は札幌にいるはずなのである。

「つるちゃん、落ち着いて聞いてくれ。

ミヤタさんが・・・ミヤタさんが・・・なくなったそうだ」

ウメツはそのあとこう続けた。

「昨日盛岡で学会だったから、終わってからユニバースモーターにいったら、店がないのよ。
ミヤタさんちまでたずねていったら、奥さんがこういうのさ。

もともと肝臓が悪く、俺たちが卒業するころはほんとうに体調はよくなかったらしい。
でも仕事は生きがいだからって・・・店には出てきていたらしい。
なんでも若い連中と話すのが楽しみだったんだって。お墓参りをさせてもらって、今札幌にかえってきたところなんだ。」

そう、ウメツと話したあとポケベルがなったので、すぐに電話を切って仕事を続けた。


しかし、その数週間後。
GTIのファンベルトが突然切れた。
そしてデフがいった。
エアコンがいった。
エンジンのアイドリングがまったく取れなくなった。

修理工場の見積もりの伝票を見て驚いた。
ミヤタさんの売ってくれた金額より超えていた。

ボクは泣く泣くGTI16Vを手放した。
しかし下取りはおもったより高かったので驚いた。

(続く・・・)

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ボクが昔趣味で書いた原稿が部屋の整理をしていたら出てきましたので、大幅に加筆、訂正を加え再編集をしてみました。

基本的には事実に基づいていますが、フィクションですので、どうかご了承ください。

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夏の思い出(12)
2008/07/30 01:02 [Wed]
category:未分類
ミヤタさんは体調がすっかり回復し、その後も元気で店に出てきていた。
いつものガレージ仲間もチラホラと遊びに来ていた。

ただワタナベさんだけはあの日以来、一度会ったきりだった。
聞けば仙台のある有名なクルマのチューニングショップにスカウトされたとのことだった。

ボクは十分納得できた。あんなF1のようなマシンを作れる人だもん。
実家はこの近くだと聞いていたからまたそのうち会えるだろうと思っていた。
しかし、その後一度も会うことはなかったのである。



学年があがるにつれ、ボクたちは単位をとるために勉強が、すごく忙しくなっていった。
ユニバースモーターにもしだいに足が遠のいていった。

そして、冬が過ぎて、この地方の雪がとけ始めたころ、卒業がきまり、ミヤタさんに挨拶に行った。

ミヤタさんはとてもよろこんでくれた。

卒業したら、クルマがいる。
だから、ミヤタさんに相談した。

ミヤタさんがすすめてくれたクルマは1998年式の
ゴルフという車だった。

それもGTI16Vというスポーツハッチバックだった。

9年落ちの中古車でメーターは7万キロをさしていた。
ディーラー車。リアハッチに黄色い”YANASE”のステッカー。
ワンオーナーである記録が残されていた。

色は薄いグレー。
タイヤは新品、オイルやフィルタまですべて交換済み。
それなのに、中古のカローラやシビックと変わらない値段だった。

マニュアルシフトだった。
このモデルは希少価値があるとのこと。
エンジンルームをあけると、カムカバーに16Vとの刻印があり、
マニフォールドがきれいに各シリンダーに4本連結されている。
純正なのにアンサのマフラー。

黄色いビルシュタインのショクがタイヤハウスからちらりと見える。
メーターは260km/hまで刻み込んである。

エンジンは軽やかにまわった。
なんでもマーレ社というF1のピストンをつくる会社が、特別にこのGTI16Vのために用意した鍛造のピストンだという。

ミヤタさんがすすめてくれるのなら、間違いないだろうと即決した。

大学を卒業して、九州の郷里に帰る日。
ふとんや、テーブルなど、積み込めるだけ荷物をつみこんだGTIでミヤタさんに挨拶に行った。

ミヤタさんにお礼をいい、いよいよお別れというそのとき、
かたい握手をしながらミヤタさんから、こう言ってもらえた。

「君はきっと人の心がわかる医者になれる。ボクにはわかる」

しっかりとボクの目を見て、そう言われたときには目頭が熱くなり本当に泣きそうになった。

次の瞬間、「男は、こんなときには涙は見せないもんだ」
そうミヤタさんはボクにいった。

6年間住み慣れた北国の街を最後に後にするときに選んだ道。
それは、あの夏の夜のゼロヨン大会の工業団地を抜け、あのトランザムでのったインターチェンジの発券所でチケットをうけとり、ボクは南をめざしてアクセルを踏んだ。

(続く・・・)

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ボクが昔趣味で書いた原稿が部屋の整理をしていたら出てきましたので、大幅に加筆、訂正を加え再編集をしてみました。

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夏の思い出(11)
2008/07/30 00:28 [Wed]
category:未分類
あのトランザムに乗せてもらってからというもの、すっかり人生観が変わってしまったような気がした。

世の中にこんなに熱くなるものがあったのか・・
しばらくは、思い出しただけでもなんだか心臓がバクバクした。

こんなのをよくクルマのエンスーと呼ばれる人たちは「官能」とよぶのだろうなと思った。


それからというもの夏休み明けの解剖学の「ランニング」と呼ばれる4時間ぶっ続けの試験があったため、ユニバースモーターには一切いけなくなった。

この解剖学の試験だけは落とすわけにはいかない。この学科だけはとても厳しく評価されるので、万一落としたら留年がまっている。

そんなわけでお盆休みが終わってからというもの、必死で勉強しないといけなかったのである。

夏休みが終わった。

北国は9月になると、夜は本当に寒くなる。
エアコンなんかいらない。
扇風機もうっかりつけて寝てしまうと本当に風邪をひく。

ボクはその解剖学の試験が終わってからユニバースモータースに顔をだしたのだけれど、店には鍵がかかっており、展示している数々のクルマにはうっすらと汚れがついている。

驚いた。

いつもピカピカだったのに・・・
なにかあったに違いない。


その夜、ウメツがいきなりボクの部屋にくるなりこう言った。

「つるちゃん、大変だ!ミヤタさん、入院したらしいぞ」
なんでもボクたちの通う大学の付属病院に入院していたらしい。

翌日の昼休み・・・ボクたちはミヤタさんの病室にお見舞いに行った。
個室だった。

ミヤタさんは体を起こして笑顔でボクたちを迎えてくれた。
とても、うれしそうだった。

久しぶりだったので、会話が弾んだ。

週末、ボクたちはユニバースモーターのクルマたちの洗車をした。
さすがに20台ちかく洗車したらヘトヘトになったけれど、ホイールを磨き上げ、タイヤワックスまでかけた。 

みんなきれいになって、なんだかとてもうれしかった。

数週間後、ミヤタさんは無事退院した。

(続く・・・)

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ボクが昔趣味で書いた原稿が部屋の整理をしていたら出てきましたので、大幅に加筆、訂正を加え再編集をしてみました。

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夏の風景・・・診療室から
2008/07/29 18:55 [Tue]
category:未分類
みなさん こんにちは! 長崎県諌早市の鶴田歯科医院の鶴田博文です。


毎度おなじみの季節の風景をお届けいたします。

当院の診療室からの風景は絶景です。
ライスフィールド(田圃)は田植えが終わって1か月半でこの美しさ。
まるで緑のじゅうたんです。

それではお楽しみください。

IMGP6799-s.jpg

IMGP6802-s.jpg

IMGP6803-s.jpg

IMGP6804-s.jpg

IMGP6806-s.jpg

本当にきれいです。
ぜひ見にいらしてくださいね。


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夏の思い出(10)
2008/07/27 22:35 [Sun]
category:未分類
新しく、組み上げたというエンジンを載せたトランザム。

セルを回すと、グズグズッグズグズと点火するとズドドドオン!とかかった。
ドロドロというV8特有の音はしない。

ウウォーッという音を盛大にさせアイドリングしている。
あのゼロヨンとはセッティングがまるで違うようだ。
地鳴りのような音もすこし落ち着いているようだが、エンジンをかけた瞬間にガレージのシャッターや窓ガラスはたちまち振動し、ビビリ音を奏で始めた。

超デカイエンジンがでかいクランクやコンロッドをぐいぐい回しながら、その熱がビンビンに伝わってくる。

アイドリングしているだけなのにエンジンの中のエネルギーがパンパンにみなぎっている。

寝そべるように助手席のバケットシートに座って、sabeltのフルハーネスを締め上げる。
例の工業団地を通り過ぎ、向かったのは高速道路。

チケットを発券機から引き抜くときの手が期待と興奮で震えていた。
ものすごいエンジン音のため、ほとんど会話ができない。

ループをゆっくり回る。
もう体中、汗でびっしょりだ。
もちろん夏の夜だけれどこのチューニングされたトランザムにエアコンなんてものはついていない。

本線のストレートにでた。
前に車両がいないことを確認するとワタナベさんはスロットルを少しづつあけ始めた。

ウオン、ウオオーン。
(ああー、感じがいい!)
グイイイイイイイイイイイーン
(4000回転) 
ジュギン!
(シフトアップ)
ユイイイイイイイイイイイイイーンゴオオオオオオオオオオー

ギュイッシュッツン
(サード)
ゴアアアアアアアアアアアー

ガシュッ

フオアアアアアアアアアアアアアーッ

(とうとうフルスロットル)

信じられないが加速は一向におさまらない。
完全にバケットシートに押し付けられ、息もまともにできない。

「き、キクー」
「いいでしょ?」
「いいです!」
「この音いいでしょ?」
「最高!」
「早いッショ?」
「すげえええええええ!」

気がつくとボクたちは開通したばかりの北上ジャンクションを横手方面に進路をとった。

そのストレートを、ちょっと人には言えない、そりゃあとんでもないスピードで弾丸のような速さでぶっ飛んでいった。

時間にしてわずか数十秒の出来事だった。

(続く・・・)

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ボクが昔趣味で書いた原稿が部屋の整理をしていたら出てきましたので、大幅に加筆、訂正を加え再編集をしてみました。

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夏の思い出(9)
2008/07/27 21:16 [Sun]
category:未分類
そのユニバースモーターにはクルマ2台がすっぽり入る整備工場が隣接されていた。

油圧ジャッキもあるしリフトだってある。

いまは整備士はいないが、ミヤタさんからクルマを購入した人が、自分で整備ができるように自由に使ってもらっているようだった。

その割にはいつもきれいで、工具も整然とならんでいるし、油のシミもあまりない。

この店に来る人たちというのは、基本的にはミヤタさんのような紳士のような人ばかりだ。

類は友を呼ぶというが、まさにその言葉がぴったりだった。
だからガレージを好きに使ってもらっているのだ。

ある日、店に遊びにいったら、応接室の窓からガレージがちらりと見えた。

つぎの瞬間、ビビビッと背中に稲妻が走った。

あのクルマがいたのだ・・・・
美しい漆塗りのような色をしたボディ。

リフトに乗せられている、巨大なクルマ。
フロントフェンダーがはずされ、フレームがむき出しになっている。

間違いない。
あの夜、ゼロヨンでみたトランザムだ。

きれいなサスペンションと新品のようなラバーブッシュ。
KONIのオレンジ色のダンパー。

マスターシリンダーやブレーキは美しくメッキが施されている。

エンジンルームの中を覗き込むと、ホース類にはすべて、ステンレス製の金属メッシュで被覆されており、ホースの結合部には一つ一つブルーメタリックのジョイントとレッドメタリックのナットで固定されている。 

エンジンからそそりたったウェーバーのトリプルチョークキャブレターの上からエアークリーナーは取り外され、ラッパのようなファンネルがずらりと並んでいる。

美しすぎる。まるでレーシングカーのエンジンだ。

この感じなにかに似ている。
そうだ、フェラーリだ。

こんな上品なアメ車は見たことなかった。

そのオーナーはワタナベさんという人で、口ひげを生やしたやさしい感じのする人だった。

ボクは自己紹介もそこそこに、あの衝撃の夜のことを興奮して話した。
ワタナベさんは穏やかな顔をしてきいていたが、「まいったなあ・・・」というような顔をしていた。

ワタナベさんは前からよくこのガレージにきてトランザムをいじらせてもらうことがあるという。
もちろんこのクルマはミヤタさんから売ってもらったものだ。

クルマに関してはもう異常なほど潔癖症だという。
オイルなんかもWAKOSのレーシングオイル4CRを使っているが、500km走ったら交換しないと気がすまないという。デフオイルやミッションオイルも1000Kmで交換。

ワタナベさんは基本的には自分でエンジンのチューニングを行う。

足回りも走りこんだあとはリフトに乗せて全部ばらして点検し、磨きこみそして組み付けるそうだ。
なるほど、フロントは美しく仕上がっているが、リアフェンダーの中には無数の小さい傷とセミーレーシングスリックタイヤのカスがこびりついていた。

以前はハコスカなどが好きだったそうだが、スピードにすっかりとりつかれてしまったらしい。
趣味はこれだけだよ・・・というけど、半端じゃない。

「今度またエンジン載せかえたら乗せてあげるよ」

そういわれたときは目がほんとにハートになってしまった。
正直、胸が躍った。

(続く・・・)

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夏の思い出(8)
2008/07/25 23:16 [Fri]
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そのゼロヨン騒ぎが終わってしばらくしたころ。


ボクたちは偶然にも、おもしろい自動車屋を見つけた。

そのゼロヨンの行われていた工業団地の少しはなれた、わき道に入ったところにその店はあった。
すぐ近くに新幹線の高架橋が通っており、新幹線が通るたびにゴーっとすごい音をたてていた。

ユニバースモーターは、それほど広くはない敷地に20台ほどのマニアな中古車ばかりを置いていた。

ポルシェ928、60年代のカルマンギア、オースティンミニ、カントリーマン、ヴァンデンプラプリンセス、フィアットx?9。アバルト130TC、ロータスヨーロッパ、ダッジ・ダート。シトロエン2CVチャールストンなどなど、カーグラフィックなどの雑誌でしか、お目にかかったことのない名車がずらりと並んでいた。

そんな店を自動車好きのボクや、カーグラフィックをもの心つくころから毎月購入しているウメツがほっとくわけがない。

いつも指をくわえてこれらを眺めていたボクたち2人を、ミヤタさんは店内に招きいれてくれた。

コーヒーを飲みながら2時間、3時間、客でもない貧乏な学生相手にいろんな話を聞かせてくれた。

店内には美しいフェラーリのポスターが2つ、シワひとつなくきれいに飾ってあった。
歴史的なフェラーリの往年の名車が多数載っているものがひとつ。
そして250GTベルリネッタのイラストがリアルに書かれたものがひとつ。

イタリア語の文字と、イラストは真っ赤な赤で描かれていた。

聞けば若いときにイタリアのフェラーリ本社に研修にいったときに、そこの責任者からいただいたものだという。本物のオフィシャルポスターだ。

ボクたちはそのときの研修の話を夢中で聞いた。



それからというもの時間を見つけてはよく遊びに行かせてもらった。

今思えばミヤタさんは当時70歳くらいだったのではないだろうか。
いつでもネクタイといいスーツを品よく着こなしていて、東北ナマリの少ない穏やかな言葉使いをされていた。
「紳士」という言葉がぴったりあてはまる、そんな人だった。

岩手県で初めて輸入車の正規ディーラーをはじめたこと。
東北で始めてのディムラーのダブルシックスを納車したときの話し。
オイルショックのときに苦しんだこと。
ローンの回収が大変だったこと。

一時は会社を大きくしたけど、今は人を雇わずに一人で自分の好きだった車だけを集めて、価値のわかる人だけに買ってもらうことが楽しみだということ。

ボクとウメツはミヤタさんの話を聞く時は、目を輝かせていた。
ボクたちには絶対にできない経験を聞くことはとてもエキサイティングだった。

いつ遊びにいってもミヤタさんは、ボクたちをあたたかく迎えてくれた。
そして、ボクたち以外にもおとずれる車好きのお客さんをよく紹介してくれた。

めずらしい車を持つオーナーを話せるのだから、ボクたちもたのしかった。
そしていつかボクはこのミヤタさんからクルマを買いたいと思うようになった。

(続く・・・)

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夏の思い出(7)
2008/07/25 20:27 [Fri]
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ゼロヨンのタイムなんて16秒をきるかどうかくらいだったと思うが、その迫力はやるほうにとっても、見る方にとっても最高だった。

この信号GPは町のカーキチや、走り屋の冗談から始まったようなものだけど、
絶対に勝てないというこのトランザムの出現で、話は格段に大きくなった。

べつに車が好きでないやつにとっても、たのしいことだったのだろう。

そのうち、このゼロヨンはえらいことに発展していった。
なにを勘違いしたのか、このゼロヨンを見物する連中が大挙してあつまるようになってきたのだ。

その数は週を追うごとに倍々で増えていった。

最初は、せいぜい10人くらいの車好きが集まっていただけだったのに、スタート地点の交差点は黒山の人だかり。

脇道には、びっしりと車が路上駐車している。
そして400m先にある4つ目のゴール地点まで、すずなりに若者たちがならんで見物しているのだ。
中にはこのゼロヨンをビデオ撮影しているヤツもいる。

生粋の走り屋以外の関係のない車、冷やかしとおもえるような参加の仕方をするものだから危険極まりない。

以前からやっている本物の走り屋たちは、4つ先の信号まできっちり走ったら、それ以上はスロットルは開かない。

そんなルールなんてとっくに崩壊していた。
しかも車線変更なんて平気でする。

当初は、深夜だれもいない時間にやっていたが、まだ一般の車が通行している夜9時前から、ホイルスピンやパワードリフトなどやるヤツがでてきた。
一般の車は、恐ろしくて走れたもんじゃない。

タバコの吸いがらや、買い食いしたゴミが路上に散らかる。
スプレーでの落書きが目立つようになってきた。

花火を始めるやつもいる。
意味もなくたむろして、そして奇声をあげて騒ぐやつらがでてくる。
こうなりゃ完全に夏の夜の単なるバカ騒ぎだ。

そして極めつけは暴走族がやってくるようになった。

これではさすがに警察もだまっていない。

案の定、毎晩のようにパトカーが数台、投光機までもちだし、それらしい車は厳しく取り締まりはじめた。噂じゃナンバープレートの写真までとっていたという。


当たり前だが、前からやっていた連中はゼロヨンなんかとっくにやめていた。
もちろん、あのトランザムもこうなってからは二度とその場所にはあらわれなかった。



お盆休みが終わり、この北国の地に帰ってきたときには、この周囲の道路にはバンプがたくさん作られており、時速40km/hで超えても結構な凹凸となって腹に響くようなつくりとなっていた。

 というわけで、ボクたちのゼロヨンは終わった。

しかし、あのトランザムだけは強烈に脳裏に焼き付いている。

(続く・・・)

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夏の思い出(6)
2008/07/23 20:57 [Wed]
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このトランザムの出現によって、このゼロヨンの雰囲気は明らかに変わってきた。
これまでは知り合いが多く、和気あいあいといった感じだったが、全員の目つきが変わりだした。

その日からほとんど、このトランザムの圧勝。
ダントツの状態が続いた。
誰もが舌を巻いた。

しばらくすると、ポルシェだとかアメ車を持ち込む人が出てきた。
すると、それらを目標に国産乗用車を改造しまくる。
マフラー径はしだいに大きくなり、ボンネットの中の蝸牛も大きくなる。

パワーアップした国産車でポルシェに勝ったヤツがいた。
そいつはそこではスターとなった。
しかし、そのトランザムが来た日には絶対に勝てなかった。

彼はどういうわけか、一回しか走らない。
そして、誰かと話すわけでもなく、すぐにいなくなってしまう・・・

そのトランザムはいつ見てもきれいだった。
まるで顔が鏡のように映るくらいまで、ピッカピカにワックスが掛けられていた。
徹底的に磨き上げられた美しい車だった。

ホイール、タイヤ、オーバーフェンダー、エンブレムなどの細かいところまでが尋常でないくらいに清潔なのだ。この美しさはディーラーに展示してある新車とは違う異色のものだった。

なんというか、明らかに人の手で何度も何度も愛着を持って磨き上げられたといった感じである。
こんなに磨き上げられた車はいままでみたことがなかった。

GTRをカリカリにチューンしまくった人。
給料ほとんどをぶっ込んだフェアレディ。
エアロパーツで武装した鉄仮面。
派手なリアスポのスープラ。
35の扁平タイヤを履いたRX-7。
180、シルビア、86。
ランエボ、インプ。
シビックRS。

みんな車が大好きでそこそこ磨いてはいたようだが、トランザムが出現したとたん、すべての車が色あせて見えてしまう。

そのくらい強烈なインパクトだった。

そのうち、このトランザム見たさなのか、集まる人もしだいに増えていった。
自然とこのトランザムの噂は少しづつ広がっていった。

(続く・・・)

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夏の思い出(5)
2008/07/18 21:53 [Fri]
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それから、たびたびそこへ通った。

あいかわらず、その時間に彼らは集まり、2?30分楽しんでどこかへ消えていなくなるのだった。

ボクたちはかたずをのんで、それを見ていた。
たったわずかの時間だけれど、なんだかサーカスを観ているような・・・そんな気分だった。

当時車を買うなんてとんでもないほどの学生だったので、まるでそれはパレードのようだった。

こんなうらやましいことをしてみたい!
欲しい車を買って、思いっきり改造を楽しんで、そしてエンジンを回してみたい。

夢を見ているような気持ちだった。

お盆休みに帰省する前の日にその場所に行った。
その日はいつもとちょっと違っていた。

国産改造車がたくさん集まっているなかに、異色を放っている車がいた。

地鳴りのような音がする。
地面に這いつくばってブルッブルッとボディを震わせてアイドリングしている。
でけえ!巨体だ。
ものすごい扁平タイヤがホールアーチぎりぎりまできっちりおさまり、派手なリアスポイラー、大きなエアダムの下にばかでかいオイルクーラー。

迫力は子供のころに見た、スーパーカーそのものだ。

「トランザムだ!」ウメツが叫んだ。

ボクたちは引き寄せられるようにトランザムに近寄っていった。
トランザムの巨体の横に立つと昇る熱気にたじろぐ。

ロールバーが張り巡らされ、ダッシュボード上には巨大なLED付きAUTOMETERのタコ。
モモステにRECARO。
センタートンネルから生えているのはメッキのHURST!なんとドラッグレース用!
「ツルちゃん!ありゃあきっとダグナッシュだ!日本じゃまず手に入らねえ!」ウメツが言う。
「きっとこいつは7リッターだ!」

だれかが、信号の前に並び始めた。
30代後半の優しそうなメガネをかけたオーナーはトランザムに飛び乗り停止線に急いだ。
たのまれてもいないのに、だれもが道を譲りそのトランザムは信号の一番最前列についた。

だれもがアイドリングをあげるが、トランザムのV8が吐き出す排気音のほうがまだ大きい。

信号が青になったその瞬間。
トランザムの後ろから白煙があがったかと思うと轟音を振りまきながらフル加速。
あっというまに皆をぶっちぎって見えなくなってしまった。

あとはブラックマークを100Mはくっきり路面に残していた。

数人の見物人は口をあんぐりあけてゴムの焼けたにおいを吸っていた。
ボクはこれで人生変わっちまうくらいの衝撃をうけた。

まるで映画「ナイトライダー」を本当に目の前で見てしまった。
そんな気持ちだった。

(続く・・・)

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WTSセミナー!
2008/07/18 13:09 [Fri]
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みなさん こんにちは! 長崎県諌早市の鶴田歯科医院の鶴田博文です。

ウイーン・・・・・ギュイーン・・・・・ブブブブブッ・・・・・あれ?
どうしたんだろう?
変だなあ・・・

それ、再起動!

あれ?やっぱり駄目?
なになに・・・ハードディスク(c:)が接続されていません?
ひえーパソコン壊れやがった。

とまあ、6月の中旬にこんなことがありました。

ハードディスク、ブッ壊れたことをいいことにブログ放り出して、ここ数日は、読書三昧、プール三昧、足裏マッサージ三昧、プラモ三昧しておりました。(遊んでばかりですみません)

そして今日、PC DEPOTからパソコンもどってきちゃったので「院長ブログ」、気をとりなおして、がんばって書きますね。

内蔵HDの付け足したし、メモリーだって追加したし、これで画像、動画でもなんでも来い!
パソコンもバージョンアップしたし、もう全開です!


えー、6月と7月中旬まではセミナー漬けでした。

本当に毎週毎週、セミナーに学会に勉強会。
どうしちゃったの?といった具合に、モオーレツな勢いで参加してきました。

その中でもっとも面白かったセミナーをご紹介します。

遅くなりましたが、6月28日に福岡市で開催されたWTSの定期セミナーのことをお伝えします。
WTSはスタディグループの名称です。(ちょっとシークレットなセミナーでもあります)

このセミナーのいいところはスタッフ参加型セミナーというです。
この日は100名を超える参加者がありました。
九州各地からの参加です。

それぞれの医院の同じ立場の方々がグループに分かれ、問題点と今後の展望を熱く語ります。
これがとてもいいみたいで好評でした。

当院からも2名のチーフが出席しました。

もちろん院長どおしでも、今悩んでいることなど、腹を割ってディスカッション!
いやーみなさん、すごい先生方ばかりで、驚きと発見の連続でした。
モチベーションも半端じゃなく、志の高い先生方ばかりです。

その後は各医院ごとに発表があるのです。

いやー、有意義でした。

最高です!WTSセミナー!
でも、宿題も山ほど・・・

IMGP6433-s.jpg

緊張の・・院長グループ発表の図です。
IMGP6441-s.jpg
これは姿勢のトレーニングです。
元プロのモデルの方からご指導いただきました。

実は、この姿勢を保つのはとってもむずかしいです。
全員で、背筋をピン!とのばしていますが、3分もするとへとへとになるくらいハードです。

やっぱり、プロのモデルさんはすごい!



今週末は・・・・・やっと休める!
しかも連休!
久し振りに脳と体を休めたいと思います。
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夏の夕暮れ・・・
2008/07/18 12:51 [Fri]
category:未分類
みなさん こんにちは! 長崎県諌早市の鶴田歯科医院の鶴田博文です。

診療が終わって窓から外をみたら、きれいな風景がみえました。

急いでカメラをもって外へでました。
思いつくまま、数枚シャッターを切りました。

IMGP6749-s.jpg
診療室からこんな景色が見えるのです。

IMGP6759-op.jpg

はまさと薬局さんとの間にある踏切です。

IMGP6760-o.jpg

美しい水田ですね・・・

IMGP6762-o.jpg

空と雲もこんなに美しい色でしたよ。夕日を反射していますね。

こんな美しいところで仕事ができるなんて・・・・あらためて森山町の美しさを実感しました。

ちなみにフィルターはかけていません。
日没後、EV値を0.5アンダーにするとこんな紫がかった色が出でます。
美しい色が出たと思います。
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外科手技の勉強会に行ってきました。
2008/07/14 07:57 [Mon]
category:未分類
みなさん こんにちは! 長崎県諌早市の鶴田歯科医院の鶴田博文です。

昨日はインプラントの勉強会に参加してきました。
今回の勉強会では、実習も行われました。

インプラントは、高度なテクニックを要するために、まず豚の下顎の骨を用いて、シュミレーションを行うのです。 歯科医の世界では豚をよくトレーニングで使用します。

昨日も、全開でがんばってきました!

セミナーを支えていただいた、講師陣の先生方。インストラクターの奥村先生。各メーカーの皆様。
大変有意義なセミナーでした。

ありがとうございました。

P1030539-ss.jpg

ムムムッとかなり真剣に取り組んでいます。


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夏の思い出(4)
2008/07/11 19:34 [Fri]
category:未分類
信号が赤に変わると、
それぞれ2台づつ、申し合わせでもしたかのように信号GPが始まった。

信号が青に変わる直前になると、突然、アイドリングの音が大きくなり、
青に変った瞬間に、キャキャキャッとホイルスピンしながら、2台の車は3つほど先の信号めがけて
走り出す。

焦げたオイルのにおいと、ホイルスピンした焼けたタイヤのにおいが立ち込めた。


彼らは思い思いに、2回3回と信号GPを繰り返したあとは、

いつのまにか、消えていなくなっていた。

時間にしてわずか20分といったところだろうか・・

本当はもっと見ていたかったのだけれど、純粋にかれらは、レースにきているというよりか、自分たちの車の性能を確かめにきている。

そんな様子だった。

ボクたち二人はぽつんとそこにのこされ、そして、キツネにつままれたようなかんじがした。
気がつけば猛烈に腹が減っていた。
蒸し暑い夏の夜道を、自転車で寮にもどった。

寮母さんのつくってくれた、冷えたカレーを食べた。

(続く・・)

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ボクが昔趣味で書いた原稿が部屋の整理をしていたら出てきましたので、大幅に加筆、訂正を加え再編集をしてみました。

基本的には事実に基づいていますが、フィクションですので、どうかご了承ください。

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夏の思い出(3)
2008/07/10 08:28 [Thu]
category:未分類
土曜日の夕方。

自転車で十数キロ離れたその工業団地のメインストリートにたどりついた。

その交差点の停止線にはタイヤがホイルスピンしてできるブラックマークが無数に見られるのだった。
きっと、ここでゼロヨンがされていたのだ、間違いない!
やっぱり噂は本当だったのだ。

まるで、イカ釣りにいったとき、岩壁についているイカスミを見つけたような気分だ。

そして日が暮れた。
日がくれて暗くなっても、だれもこない。

幸い近所にコンビニがあったのでそこで”option”などを
立ち読みして時間をつぶした。

夜9時がまわるまで、ねばった。
しかし、だれも来ない。

「もう帰ろうか・・」
夜10時をまわったその瞬間・・

「グロロロ・・・・・」
低いアイドリングのおとが聞こえた。

まるで待ち合わせでもしたかのように、
数台の車があらわれた。

スカイライン、フェアレディの3.0リッターにチューニングしたものが2、3台。
RX-7のエンジンを12Aや13Bサイドポートチューンに積み替えたやつが3、4台。
ランサーエボリューションの足を固めたもの。
180やシルビア。
ソアラ。

走れば速い車が急に増えたのだ。
みなハザードをだし、その交差点の手前に行儀よく一列に並びはじめた。

それまで、寝静まったようにシーンとしていた工業団地はチューニングカーの
アイドリングの音で、一気に賑やかになった。

(続く・・・)
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ボクが昔趣味で書いた原稿が部屋の整理をしていたら出てきましたので、大幅に加筆、訂正を加え再編集をしてみました。

基本的には事実に基づいていますが、フィクションですので、どうかご了承ください。

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夏の思い出(2)
2008/07/09 09:32 [Wed]
category:未分類
カーマニアでもあるウメツの解説は続いた・・・

ゼロヨン競技の発祥の地はアメリカ。

あのアメリカ映画にある信号GP。
でかいアメ車にサーキットのように広く整備された道路。
だれだって、つい競争したくなるものではないか。
とくに若ければ若いほど。

検挙しても検挙してもなくならない町中の信号グランプリを見るに見かねた警察と教育委員会が、「いっそのことルールをつくって競技にしちまえば、青少年の非行防止、健全育成につながるかもしれない!」とNHRA(全米ホットロッド協会)が設立されたそうだ。

そのときの競技距離が4分の1マイル=402.325mだったという。
400mという距離の由来である。

日本のゼロヨンのたどった道もほぼ同じである。

街のカーキチや走り屋が深夜の埠頭などに集まって、思い思いのやり方でゼロヨン競技を始めて、それが口コミでひろまった。

そのうちギャラリーが集まり始める。
最初は仲間うちだけだったものが、数十台、数百台にも膨れ上がっていったという。

ゼロヨンはサーキットのレースとは違い単純だ。
テクニックもさほど必要ではない。

ただアクセルを踏んで、400m先のトップスピードが勝敗を決める。
それだけなのだ。

車の速さだけといっても過言ではない。
つまり速い車をもってくれば、週末のゼロヨン大会で頭をとれる。

(続く・・・)
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ボクが昔趣味で書いた原稿が部屋の整理をしていたら出てきましたので、大幅に加筆、訂正を加え再編集をしてみました。

基本的には事実に基づいていますが、フィクションですので、どうかご了承ください。

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夏の思い出(1)
2008/07/08 19:40 [Tue]
category:未分類
みなさん こんにちは! 長崎県諌早市の鶴田歯科医院の鶴田博文です。

ボクが昔趣味で書いた原稿が部屋の整理をしていたら出てきましたので、大幅に加筆、訂正を加え再編集をしてみます。

基本的には事実に基づいていますが、フィクションですので、どうかご了承ください。

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これから、ボクの夏の思い出を話そう。

学生時代の話だ。
当時ボクは木造2階建ての「第一学生寮」という学生寮にすんでいた。
築40年はゆうにたっていて、30名くらいしか住んでいない。

自治寮だったので、上下関係もすこぶる厳しく、先輩に挨拶なんぞしなかった日には
大変なことになるのであった。

そんな寮だった。

1年生の夏休み直前のある日、4畳半一間の部屋で勉強していると、
となりの8号室のウメツが、ボクのところにやってきて、やや興奮しながらこう話した。

「イヤーつるちゃん。すげー話をきいたんだ。
なんでも、津志田の工業団地でゼロヨンが毎週土曜日に開かれているらいのだ。
すごく興味があるのだ。行ってみたいのだ。」

「なんだなんだ?ゼロヨンとはなんであるか?車のレースであるのか?ただでみれるのであれば、オイラもぜひみたいのであるよ!」

ゼロヨン・・・・・・・

自動車レースの種目である。

いまからざっと17、8年程前。
そう1990年のはじめころだったと思う。

ゼロヨン競技が全国的に大ブームとなった。

静止からスタートして400メートル地点を通過するまでの時間を計測するのがゼロヨン。

テストとして行えば、ゼロヨンテスト。
競技としてやればゼロヨン競技。
町の真ん中でやれば道路交通法違反で検挙・・ということになっている。

そのゼロヨンが目の前で、しかもただでみれるとウメツは言い張るのだ。
信じられなかったがボクたちは興奮した。

そして、ウメツと計画した。
今度の土曜日、その工業団地にいってみようじゃないかと。

もちろん、その工業団地にはサーキットなどはない。
片側4車線の直線道路が結構長い距離を占めているところがたくさんあるのだ。

ということは、あのアメリカ映画でジェームス・ディーンたち演じる不良が信号GPをやっていたアレ?
がみれるのかと思うと・・・・
考えただけでもワクワク、いやゾクゾクしてきたのであった。


続く・・・・

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きょうは勉強会!
2008/07/07 21:17 [Mon]
category:未分類
みなさん こんにちは! 長崎県諌早市の鶴田歯科医院の鶴田博文です。

今日は昼休みを返上し、矯正治療の院内勉強会を開催しました。
IMGP6729-s.jpg

IMGP6733-s.jpg


みんなかなり真剣に学んでしました。

院内勉強会はとても大事です。

これからもがんばりますね。
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夏到来
2008/07/07 08:47 [Mon]
category:未分類
みなさん こんにちは! 長崎県諌早市の鶴田歯科医院の鶴田博文です。

ようやく梅雨があけましたね。

青空がまぶしいです。
いよいよ夏到来ですね。

昨日は日曜日。
久し振りに車を洗って、プールに行って泳ぎました。
張り切り過ぎてちょっと筋肉痛です。

今日も絶好調!
がんばります。

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メンバーへのメッセージ
2008/07/04 21:12 [Fri]
category:未分類
想像してみてください。

今あなたの目の前に古い使い込まれた本がある。
どこでも好きなところを開いてみてください。

そこにはあなたのことが書き込まれている。
今ここにあなたの姿や言葉、気持ちが・・

この本の少し前のページに戻ってみよう。

初めて就職し、仕事を覚え始めたころ・・

どんな情景がみえますか?
何に夢中になっています?
どんなことを感じています?
辛いこと?
それともよろこびがそこにありますか?

では今度はずっと先のページに行ってみましょう。
今ここのページより、もっともっと先のページへ。

そのページを、見てみよう。
開いてみた?

そのページは白紙です。
次のページも・・
その次の次のページもやっぱり白紙。

実はこの台本は、この先、ずっとずっと白紙です。
気がつきましたか?

そうなんです。

この本はあなたが書いているのです。
言い換えればあなたが書けるのです。この本を。

この白いページに好きなことを書いていいのです。
あなたが、あなたらしく。

さあ、これからあなたの第2章が始まります。

行きましょう。
あなたにできないことは何一つありません。

なぜなら、自分がそうなれないことを最後まで決してあきらめない勇気を、
あなたは持っているからです。
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明日から合宿です!
2008/07/01 14:02 [Tue]
category:未分類
みなさん こんにちは! 長崎県諌早市の鶴田歯科医院の鶴田博文です。

明日から2日間。
私たち鶴田歯科医院のメンバーは全員で合宿研修に行ってきます!

「え?社員旅行?」と思われた方もおられるかもしれません。
そうではありません。

本当に自分たちを磨き上げるための合宿です。
でも高校時代やった受験勉強合宿とはまるで、趣が違います。

スペシャルミーティングとでもいいましょうか・・
ノリは高校総体前のクラブの合宿といったところでしょうか。
見学あり、実習あり、演習ありと、とにかくハードに脳と指先を使います。

帰ってきたら当院HPニュースレターにてご報告しますね。

したがいまして、7月3日(木曜日)の診療を休診させていただきます。


研修目的ですが、

1、鶴田歯科医院全体のさらなる強固なチームワークつくり
2、院内セミナー開催による、個人のスキルアップ
3、日本一の歯科技工所(AWAKAWA)の見学と合同勉強会
4、多くのメンバーと出会えた喜び、その感謝の気持ちを形にする
5、より多くの患者様の笑顔に出会える医院を創り上げる

すべては、来院していただける患者様にさらなる信頼とご満足を得るために
とことん本気で学び、切磋琢磨しあう、2日間の熱い合宿研修をおこないます。

この合宿のためにESプロジェクトの西岡チーフ、冨永さんの二人を中心に、全員で3月からコツコツ準備をしてきました。

どんな合宿になるかとても楽しみです。

かならず、全員、成長を遂げて帰ってきます!

皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、どうぞ、ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。
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